WWA Contest 2015

概要

このページではWWA Contest 2015の結果を掲載します。


第1位 - 30・45・60

  • 作者:ザザエ
  • 得点:16

紹介文

初期ステータスの振り分けが鍵となる短いダンジョンです。難易度が選べます。

利用素材など

  • 画像素材:天使の血悪魔の涙
  • 音楽素材:TAM Music Factory

寄せられたコメント

  • 過不足無い基本システムに、腕に自信の無いプレイヤーでも達成感を得られる各モードの絶妙な難易度バランスに、対称性を利用した、物体や背景の見栄えの良い配置に…など、随所に作者の高い手腕が見られる、正統派な良作。
  • 難易度によって所持金が制限される中、どのアイテムを買うかで様々なルートが構築できて面白かった。
  • 上級の鬼難易度に泣かされ結局コンテスト中にクリアできませんでしたが、こういった手の込んだダンジョン構成は好物でWWAを製作する側としても参考になります。個人的に上級の攻略方法が気になる…。

第2位 - 短ダン

  • 作者:bolliba
  • 得点:11

紹介文

ダンジョン部分が4画面しか無い短編ダンジョンWWAです。
1回のプレイ時間が短いのでちょっとした暇つぶしなどにどうぞ。

寄せられたコメント

  • シンプルイズザベストです。四画面でこの完成度は素晴らしい
  • プレイヤー心理の裏側を突いたバランス構成は見事。しかし、装飾性が皆無に近く、難易度が超高難度一本なので、どうしても取っ付きにくさ・親しみにくさを感じる。
  • たった四画面なのにとても難しいダンジョンゲーム。手軽に挑戦できるのも評価できる。
  • 長さや難易度に関してはTTTとは逆で、シンプルなダンジョン系の狭い空間であるのに、非常に作り込まれた構成をしていることに驚きました。全容が見えているのにも拘らず攻略に考えさせられ、全作品中で一番やりごたえを感じました。

第3位 - TheTwoTowers

  • 作者:DDMS
  • 得点:9

紹介文

ケーブダンジョンのようなダンジョン系WWAで、塔の最上階にいるボスを倒し御神体を取り返せばクリアとなります。

本ゲームの製作で一番力を入れた『ザッピングシステム』は、『二人いる主人公の視点を切り替える』仕様で、主人公二人をうまく操らなければ最上階には行けません。詳しい説明は村にいる人からも聞くことができます。

ダンジョン内の回復薬や能力アップを二人にどう使うかが攻略の鍵、頑張って最上階を目指してください!

利用素材など

  • WWAEval

寄せられたコメント

  • 初期素材ばかりで造られた作品ながら非常に出来が良かった。
  • とにかくザッピングシステムが面白い。しかし、裏面ですら難易度が低く、システムの良さを生かし切れていない点は否めない。非常にサクサク進めるので、それはそれで気持ち良くはある。

第3位 - 超短編ノベル「花火と一物」

  • 作者:邪鬼使い
  • 得点:9

紹介文

ギャハハ!製作凍結した作品を無理矢理仕上げたわい!
効果音は面倒だから付けん!ひいいぃぃ、お許しくだせえ!
苦情は一ミリも、いや、一物も受け付けんわい!
駄作?何を言ってるんじゃ、ヒバゴンよりましじゃろ!

利用素材など

  • 画像素材:暗黒工房様

更新履歴

  • 07/31 背景の透過を修正

寄せられたコメント

  • ダンジョンが多い中、良くも悪くも異彩を放っていました。写真を使ったのは新しかったです
  • スコスコ
  • あるねこさん嘘つかないでください
  • 「苦情は一ミリも、いや、一物も受け付けんわい!」と不遜な態度を取っておきながら、指摘されていないのにもかかわらず、画像の透過ミスについて「ひいぃぃ、お許しくだせえ!」と情けない態度で許しを請う作者の一貫しない姿勢に問題を感じました。

第5位 - ファイブウィザーズ

紹介文

性質の異なる4人の仲間の魔法を活用して攻略していく、ダンジョン系WWAです。簡単な物からかなり難しい物まで、クリアーランク(≒エンディング)の数は多く、ダンジョン系が苦手な方から得意な方まで楽しんで頂けるように心がけました。

利用素材など

  • 画像素材:天使の血悪魔の涙様
  • BGM:FUSION WORLD様
  • WWAEval

更新履歴

  • 08/01 一部のオブジェクトの消し忘れや、テキストの不備を修正しました。ゲーム性への影響は全くありません。

寄せられたコメント

  • 6作中飛び抜けて作り込まれており、単純に出来も良いので1位で。しかし、遊び心が含まれているとはいえ、いちいちテキストが長すぎるのが難点。

第6位 - マジック&ウィザーズ&フェアリー

紹介文

歩き方を工夫してモンスターを避けたり、魔法を使ってモンスターを倒したりしつつ、アイテムを集めていく、シンプルなゲームシステムのWWAです。

利用素材など

  • 画像素材:天使の血悪魔の涙様
  • BGM:FUSION WORLD様
  • WWAEval

寄せられたコメント

  • ゲーム全体のコンセプトや、マンネリを感じさせないコース構成は良かったが、周回プレイ前提となると、どうしても面倒さを感じてしまう惜しい作品。
  • 今までにないようなパズルゲーで戸惑いましたが、方法さえ掴めばサクサク攻略でき、またヒントもあるので完全な意味で詰まることもなる非常にやりやすく感じました。ですが反面、運要素が強い場面はセーブを多用することが多く苛々してしまうこともあったのでその仕様はパズルに合わないような気がします。

コンテストへ寄せられたコメント

ひとつめ

メールフォームのエラー回避についての説明ですが、「ググれ」はちょっと無責任なのではないでしょうか。(回避方法の例を具体的に挙げるとか…) ネットに詳しくない層の作品応募の敷居が上がり、結果、コンテストの盛り上がりを阻害してしまう可能性があると思います。 しかし、応募作品の掲載や、問題が起きた際の対応の早さには誠実さを感じました。 運営お疲れ様でした、来年のコンテストもよろしくお願いします。

メールフォーム問題についてのご指摘、ありがとうございます。やはりウェルカムな雰囲気を作るためには運営側が手間を惜しんではいけませんね。来年度は細かいところでも配慮していけるよう努力します。

かなり言い訳がましい背景を説明します。実行形式(jar)ファイルが送信できない問題は、オリジナルのWWAを利用したとき固有の問題で、Wing版を使用する際には起こりません。オリジナル版の投稿に関しては敷居が高かった方もいらっしゃるかもしれません。実際、オリジナル版の投稿に際しては拡張子を変更して投稿されていた方もいらっしゃいました(お手数おかけしました)。

ただ、今大会でオリジナル版を使っていた方は、WWA Evalを使用していた方々のみでした。Wingではまだ実装できていない部分ですので、オリジナル版を使われたのでしょう。私自身、Wingの開発に参加することで似た機能を実現できるよう、頑張ってみます。

ふたつめ

今年は去年とは対照的に、ダンジョン系作品が多い年でしたね。 同じダンジョン系でも、作者によって作品の性質が変わるのが面白い所です。 WWAの主流はJava版からWingに移りつつありますね。 今年は半々でしたが、来年はWing使用作品が過半数を超えそうです。

そうですね、ダンジョン系の作品が多く集まった、昨年とはまた違った特長のある大会になったと思います。

Wingへの移行ですが、コンテストとしても推進していきたいと考えています。ChromeやEdgeではすでにNPAPIのサポートが切られており、どう頑張ってもJava Pluginを使用するJava Appletは実行できません。また、Java自身も認証局によって証明されている電子署名のついていないAppletはデフォルトでブロックするようになっています。こうなってしまった以上、様々な方に気軽に遊んでいただくためにはWing版を使う他に手段はございません。

予想ではありますが、今年のコンテストに応募された作品で、オリジナル版を使っているものに関してはプレイできなかった方もいたのではないかと思っております。なるべくオリジナル版との表現の差を埋められるように、Wingへのコミットをしてみたいと思っています。

みっつめ

コンテストお疲れ様です。毎年楽しみにしており、今年のコンテストでは全体的にレベルが高く手ごたえのあったので長期間において楽しむことができました。ありがとうございます。 しかしアイディアが多種多様で感心することも多かったのですが、図ったようにダンジョン系が多いのはちょっぴり残念でした。 もちろんダンジョン系は嫌いではないので、私としても問題はないのですけど。

ご感想ありがとうございます。ジャンルの偏りに関しては個人的に驚きもあったのですが、皆さんそれぞれのアイディアで仕上げた作品が出揃って、それはそれで面白い大会になったのではないかと思います。

総評

今大会も無事に終了いたしました。応募していただいた皆様、プレイし、投票していただいたみん様、本当にありがとうございました。今年はWWA Wingの登場によって界隈に活気が戻りつつある明るい年になりました。もちろん、来年もコンテストは開催予定です。実施日程等は追って告知いたしますので、今しばらくお待ち下さい。

なお「応募作品」ページを「WWA Contest 2015」と名称変更したうえで、各作品の作者やホームページ、獲得点数などを掲載しております。各作品へのコメントに関しても、併せて記載しています。是非ご覧になって、その上でまた作品をプレイしてみてください。

それでは来年、またお会いしましょう!